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本が苦手な1年生におすすめの児童書はないのかなぁ・・・。
おしりたんていが大好きな息子。
全巻そろえても数が少ないので何回も読み直しているけれど他にも何か読んで欲しい・・・・。
そんな時に出会ったのが「かいけつゾロリ」シリーズです。
- 1年生の男子が好きないたずら心のあるゾロリが主人公
- ロングセラーなのでシリーズが沢山あって飽きない
- 絵も多く読みやすい
1年生の本が苦手な息子が「かいけつゾロリ」を一人で読めるかどうか体験を踏まえて書いていきます。
・「かいけつゾロリ」は本をよく読む1年生にはおすすめ
・字を読むのが苦手な子どもには文字が多めでハードルが高かった!!
・本が苦手な子どもには、親が読み聞かせるのにおすすめの本
かいけつゾロリとは
いたずらの王者を目指すキツネのゾロリ。
ふたごのイノシシ、イシシとノシシを弟子にしてくりひろげるいたずらとぼうけんの物語です。
どんなピンチでもあきらめず、得意のひらめきと発明でのりきるゾロリは、子どもたちの憧れです。
ストーリーが面白く、子どもたちに大人気のシリーズです。
73巻もある超ロングセラーです。(2023年9月現在)
1巻から順番に読んだ方がいい?
話は1巻完結の物語が多いので、どこから読んでも楽しめます。
しかし、以前にでてきたキャラクターが登場したり、前編後編があったりと2巻続きのものもあるので順番に読んだほうがより一層楽しめます。
ストーリーの中に一度出てきたキャラクターがいると、本の中で、「〇〇を読んだらもっと楽しめるよ」などと詳しく書いてあるので違う話も自然と読みたくなる工夫がされています。
沢山あるので最初はタイトルに惹かれたものを1番目に読み、気に入れば最初から読み進めていくと興味がもてるのではないでしょうか。
本が苦手な子どもには、文字が多いと感じてしまうと読みたがらなくなるので、一番最初は好きなタイトルを選ぶのをおすすめします。
かいけつゾロリの魅力は
いたずらや悪だくみをして自分のお城を建てようと計画しますが、いつのまにか人助けをしたり、困っている人が幸せになる結末を迎えていきます。
悪いことをしようとするけれど最後はそれが人助けになったりと何だかにくめないところが魅力です。
困っている人を放っておけないところも好感がもてます。
またおならを使ってピンチを切り抜けようとしたり子どもがくすっと笑えるシーンも盛りだくさん。
低学年男子が好きな話です。
また、幼いころに死んでしまったママも幽霊になってそっと陰から見守っていたり、パパらしき人が時折ちょこっとでてきたり、細部まで楽しめる工夫もあります。
娘も楽しく読んでいましたが、「ルルとララ」シリーズなど途中から可愛いストーリーに夢中になっていました。女の子にもおすすめですが、2年生ぐらいになる頃には違う本に移行していく子どもが多いです。
息子は全巻読もうとしています。
読むといっても字は多いので、読み聞かせてほしいともってきます。
1度読み聞かせで読むとストーリーが入っているので、時間がある時に広げて少し読むのにチャレンジしています。
「かいけつゾロリ」を読むのに適した年齢
自分で読むなら1、2年生、親が読み聞かせるのには6歳頃からがおすすめです。
親も楽しめますが、読み聞かせるとなると1冊30分程度かかります。
楽しい本なので続きが気になり、毎回1冊全部読まないと終われません。
字を読むことが好きな子どもは一人で読めます。
長文が苦手な子どもには、「おしりたんてい」のほうが、文字が少なく間違い探しや迷路も入っているのでおすすめかなと思います。全カラーなのもとっつきやすいです。
「おしりたんてい」→「かいとうゾロリ」とすすめていくのがおすすめ!!
実際に1年生の息子が「かいけつゾロリ」を読んでみて
学校の図書の時間何を読んでいいかわからない・・・。
そんな悩みを持つ息子に「かいけつゾロリ」を1冊読み聞かせるとストーリーに見入っていました。
1年生に人気と聞いていざ読んでみると、思ったより文が多い。
「おしりたんてい」の1.5倍ぐらいの文字量かなと感じます。
迷路などはほとんどなくストーリーを読み進めていくのですが、展開は早いので読みやすく楽しめました。
しかし、文字嫌いの息子が一人で読むにはハードルが高いよう。
今では私が息子に読み聞かせる本として重宝されています。
集中して聴いてくれるので、いつか自分で読んでくれたらいいなと願いながら日々読み聞かせてます。
読み聞かせるとなるとハードルは高くなるかもしれませんが、親も楽しめるストーリーなので寝る前の読書タイムのおともにおすすめです。
本が苦手な子どもにもおすすめですが、文字量は多い!!
読み聞かせることで読むのが好きになるかはその子次第ですが、長文物語にも興味をもってほしい・・・。
みんなに愛されるかいけつゾロリは1年生男子だけでなく大人にもおすすめの児童書です。
読書の秋に子どもと全巻読破に挑戦してみませんか?
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