小学生女子注目の角川つばさ文庫小説ランキングベスト10を紹介

  • 今まで読んでいた児童書ではなんだか物足りないけれど何を読んでいいかわからない
  • 角川つばさ文庫の小説ってたくさんあるけれど何がおすすめなの?
  • 児童書だとすぐに読み終わってしまうからもっと長いお話で楽しめるものはないの?
YUZUKA
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児童書から小説へと移行する段階で、子どもが手にとりやすく夢中になれる本が角川つばさ文庫から多数出版されています。

小学校4年生の読書大好きな娘が選ぶおすすめの角川つばさ文庫おすすめベスト10を紹介します。

どんな人におすすめ

  • 児童文庫が物足りなくなってきた人
  • 本が大好きでよく読む人
  • お話の世界に浸りたい人
YUZUKA
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シリーズものが多い角川つばさ文庫シリーズの中で、読書が大好きな子が夢中になれる本をランキング形式で紹介します。

小学生女子が選ぶ角川つばさ文庫ランキング

第10位 怪盗レッド

作:秋木 真 

絵:しゅー

あらすじ

「うちの一族は13歳になると怪盗になるしきたりだ」いきなりパパからそんなことを言われたアスカとケイ。じつはパパたちは、世界中を騒がせる正義の怪盗レッドだという!?2人の怪盗修業がスタートして…!

ヨメルバより引用
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運動神経がよく、鍵開けや、高い所によじ登ったり、飛び降りたりとできるアスカとパソコンを駆使しハッキングしたり作戦を立ててくれる頭脳明晰のケイ。二人が力を合わせて怪盗レッドになるのが面白いです。

第9位 スイッチ

作:深海 ゆずは

絵:加々見 絵里

あらすじ

「男なんて、大っ嫌いなんですからーっ!」

私、日々野まつり、12歳。

女の子アイドルをプロデュースしたくて、芸能人のタマゴがかよう四ツ葉学園に入学したんですが……、

校長先生がイケメンたちのマネージャーになれと!!!!

しかも、彼らは超問題児らしく、とっておきのヒミツもあるようで……?

「こちらパーティー編集部っ!」シリーズの作家がおくる、学園ラブコメ新シリーズです♪

角川つばさ文庫より引用
YUZUKA
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漫画を見ているようにサクサクと進む話の口調が読みやすいです。主人公の男嫌いの表現が強く、男の子たちの熱烈なアピールもキュンではなく笑いに変えてしまうラブよりコメディ要素が強い作品です。イケメンたちの秘密も普通とは違い、どのように展開していくのかが楽しみな作品です。

第8位 イケカジなぼくら

作:川崎 美羽

絵:an

亡きママの遺言どおり「素敵な女の子」を目指すアオイ。ある日、クールな転校生に一目惚れ!勢いで告白したけど「ボタンのとれた制服着てる子に興味ない」と言われて…!?めざせ、本物の女子力!いや、イケ家事力!

角川つばさ文庫より引用
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一巻では、家事のできない主人公が、家事ができるようになりたいと自分で家庭科部を作ろうと奔走します。

主人公のまっすぐさがとっても可愛く、応援したくなります。1話の最後にはイケカジの題名の謎もとけます。

話の中で、素敵女子講座なるミニメモがついていて、女子が好きそうです。

第7位 さきよみ

作:七海 まち

絵:駒形

あらすじ

【サキヨミ】

それは、人の顔を見ると、その人に起こる

“不幸な未来”が見えてしまう力のこと。

私、如月美羽(きさらぎ みう)。中学1年生。

物心ついたころから、「サキヨミ」の力を持ってるんだ。

人の不幸なんて見たくなくて、

“ぼっち”をつらぬいていたはずなのに、

先輩が大ケガするサキヨミを見ちゃったの!

怖くてふるえていたら、とつぜん未来が変わり始めて……。

現れたのは、同じ部活のイケメン・瀧島君!

なんと、彼にもあるヒミツがあったんだ。

さらに、ビックリするような提案をされて——、

わ、私達二人で、未来を変えることに!?

第8回角川つばさ文庫小説賞金賞受賞作!

角川つばさ文庫より引用
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サキヨミという不思議な力で悪い未来を変えるために奮闘する二人。ちょっときゅんとするところも多く、大人も子どもも楽しめます。

第6位 四つ子ぐらし

作:ひの ひまり

絵:佐倉 おりこ

あらすじ

私、宮美(みやび)三風(みふ)。
両親も親戚もいなくって、ひとりぼっちの小学校6年生……だと、12年間ずっと思っていたのに!
なんとある日、四つ子だったことがわかったの!!!!
顔も声もまったく同じ女の子、 一花ちゃん、二鳥ちゃん、四月ちゃん。
それぞれ別の場所で孤独に育った私たちは、これから四人、一つ屋根の下で暮らすことになった。
だけど、四つ子だけの生活は、大混乱!
その上、育ってきた環境の違いが思わぬすれ違いを生んで…?
みんな同じで、みんな違う! キュートな姉妹生活、始まります!

【第6回角川つばさ文庫小説賞特別賞受賞】

角川つばさ文庫より引用
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見た目は同じだけど中身は全然違う四つ子が子どもたちだけで生活しながら成長していくストーリーは見ていて応援したくなります。お母さん!?も登場して続きが気になります。

第5位 時間割男子

作:一ノ瀬 三葉

絵:榎のと

わたし、花丸円(はなまるまどか)。
勉強が大のニガテで、特に算数はこの前のテストで7点をとるレベル……。
それでもがんばってきたのは、だいすきなママの期待にこたえたかったから。
──なのに、そのママが死んじゃって、心はまっくら。

もう勉強なんてどうでもいい。
毎日勉強してボロボロになった教科書を、ゴミすて場になげすてたんだ。

そしたら次の月曜日──
「オレたちは、お前がすてた教科書だ」
「自分がしたこと、わかってるな?」
なんと、なんと!
捨てたはずの算国理社の教科書が、4人の男子になってやってきた!?
しかも、彼らの寿命(じゅみょう)はわたしのテストの点数で決まっちゃうらしくて!?

角川つばさ文庫より引用
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教科書がかっこいい男の子になって目の前に現れるなんて想像もしない展開でした。

最後はプリンの作り方で勉強を取り入れたりと、知識も少しは入りそうなお話でした。

最後は主人公は、勉強好きになっていくのでしょうか、続きが気になる作品です。

第4位 四年霊組こわいもの係

作:床丸 迷人

絵:浜弓場 双

あらすじ

今年、四年一組生徒番号四番になったのは
わたし、豊川友花(とよかわ・ともか)。
霊感は、ぜんぜんなくて、こわい話とかも、けっこーキライじゃない。

そんな始業式の日。
お嬢さまで、成績優秀、カンペキなお嬢さまとして
超〜有名な麗子先輩が、わたしをたずねてやってきた。

「あなたが、今年のこわいもの係ですわ」

……………えーっと?
先輩、なに言ってるのか、わかんないんですけど?
「友花さん、このかべに、もたれてみてくださいな」
すると、なぜかわたしの体は壁をすりぬけて、むこう側にスッテンコロリン☆
え〜っ!? ここはどこですかっ!?

そこは、〈こわいもの係〉しか通りぬけられない、ひみつのかべ!
かべのむこうには、【四年霊組】の教室があったんだ…!!!

あさひ小学校の守り神でもある、ざしきわらしの花ちゃん。
あさひ小家庭科室にかかっている古い大鏡の精霊…鏡子さん。
理科室の人体模型にたましいがやどって生まれた…ドクパンちゃん。
この3人の霊組メンバーといっしょに、
この1年間、あさひ小におこる怪奇現象やナゾなできごとを解決する
〈こわいもの係〉をやることになったわたし。

よ〜し、いっちょがんばりますか!

角川つばさ文庫より引用
YUZUKA
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四年霊組なんて題名を見るとちょっぴり怖そうだなと思ったけど、怖いもの嫌いの娘が怖くないとはまった作品です。

第3位 ふたごチャレンジ

作:七都 にい

絵:しめ子

おとなって、勝手だ。
小さいころは
「ふたごが、おそろいを着てるとかわいいね」
なんて言ってたんだよ?

なのに最近は、
「男らしくしなさい」とか
「女の子なんだから気をつけて」とか。
いちいち、うちらに「らしく」しなさいって言うの。

「大きくなる」って
「フツウに合わせていく」ってことなのかな?

そんなの、息がつまっちゃいそうだよ!!!!

だから、うちらは――
双葉あかねと双葉かえでは、決めたんだ。

転校した学校で「あるチャレンジ」をしてみようって。

おとなの望むような
「やんちゃな男の子と、かわいらしい女の子のふたご」に
なってやろうじゃないって…!

――大注目の、第9回角川つばさ文庫小説賞〈金賞〉受賞作!!

セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!

角川つばさ文庫より引用
YUZUKA
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男らしさ、女らしさにしばられている価値観と戦うために性別を偽って過ごすことにチャレンジした双子のお話です。入れ替わりのチャレンジをする中で、自分らしさとは何かを考え、気づいていきます。

多様性について考えさせられ、大人が読んでも気づきを得ることができると思います。

双子がどんなふうに成長していくのかが楽しみな作品です。

第2位 世界一クラブ

作:大空 なつき

絵:明菜

おれは徳川光一。〈世界一の天才少年〉って呼ばれている。小6の始業式、登校した学校は、銃を持った脱獄犯が、先生を人質に立てこもっていた!! 先生を救うため、集めた仲間は――だれでも投げとばす世界一の柔道少女・すみれ。ものまねはうまいけど、世界一のドジ・健太。それに、人見知りの美少女と忍びの小学生って、これで、だいじょうぶ!? 力を合わせて、凶悪犯をやっつけろ! 第5回角川つばさ文庫小説賞《金賞》受賞作!

角川つばさ文庫より引用
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みんなが世界一の何かで、力を合わせることによって力を発揮できるところが面白い作品です。世界一のとつくわりにすごすぎるわけではなく、応援したくなる魅力あふれる小学生たちのお話です。

第1位 いみちぇん

作:あさば みゆき

絵:市井 あさ

わたし、モモ。趣味は「書道」、愛読書は「面白難解漢字辞典」の地味系ガール。
もちろん、目立つのなんて絶対イヤ! 平凡な日々を愛していたんだけど、おとなりに超イケメンが引っ越してきてから、生活が一変しちゃったの!
「お会いしとうございました――主さま」
えええっ!? 主さまって一体なにっ!?
実はわたし、先祖代々の「ひみつのお役目」の後継者なんだって。しかも、このお役目は超キケンで命の危機もありうるなんて言われちゃって…。そんなお役目、するわけないじゃん!
だけど、悪の手が友達にせまってきて…。みんなを守れるのは、わたしたった一人だけ。こうなったら…「ひみつのお役目」やるしか、ない!

第2回角川つばさ文庫小説賞一般部門【金賞】受賞!
男子も女子も、みんな読んでる人気作だよ☆

角川つばさ文庫より引用
YUZUKA
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色々な漢字を筆で違う漢字に変えて闘うというところが面白いです。漢字にも興味を持てて面白い作品です。

沢山あって選べない人におすすめの短編集があります!!

ランキング外でもおすすめできる本が多く悩みながら厳選した10選をのせました。

これだと選びにくいという方におすすめの本が

「おもしろい話、集めました」

という短編集です。短編集では色々な作者が人気の本の短編ストーリーを書いています。どうしても読むのが決まらない時は短編集を読むとお気に入りの作家に出会えるかもしれません。

私も本が好きなので、小説などを読むのですが、もう子どもっぽいだろうと娘の本には手をつけていませんでしたが、ランキングにのせるにあたって自分で読むと続きが気になるものばかり。

学生時代に戻ったように楽しめます。

親子で一緒に読書を楽しめて会話もはずみます。

ぜひ気になるものがあれば読んでみてください。