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貯金ってどれくらい貯めたらいいの？
人によって将来に必要なお金の額は違います。
何かに使うために貯めるお金もありますが、それとは別に家計管理をするなら絶対に貯めておかないといけない「生活防衛資金」というものがあります。
- 「生活防衛資金」って何？
- 「生活防衛資金」はいくら貯めたらいいの？
- 「生活防衛資金」はどうやって貯めたらいい？
家計管理の中でも特に大切なトピック、「生活防衛資金」について解説していきます。
「生活防衛資金」とは
「生活防衛資金」とは、緊急時や突発的な出費に備えるためにあらかじめ用意しておく資金のことを指します。
例えば、
- 収入がなくなった（ケガや病気、倒産などで働けなくなった）
- 車や家の修理費用など、思わぬ大きな出費が必要になった
- 事故を起こし、賠償金を払わないといけなくなった
などの状況に備えて、あらかじめ「生活防衛資金」を準備しておく必要があります。
生活防衛資金は、通常の貯金や投資とは異なり、基本的には手をつけずに置いておくお金です。
なぜなら、生活防衛資金は「急な出費」のためのものだからです。
生活防衛資金があると、何が起こっても少なくとも生活を続けることができる安心感を手に入れることができます。
不測の事態がおこっても慌てずにいられるように生活防衛資金を準備しておきましょう。
生活防衛資金はいくら必要？
生活防衛資金の目安としては、１カ月の生活費の６カ月～１年分を用意することが一般的です。
生活防衛資金を用意しておくことで、もしもの時に数ヶ月間生活できる安心感を得ることができます。
人によって様々ですが、子どもがいる家庭の場合は突然の出費も多いので最低でも６カ月分は貯めておいてほしいです。
生活防衛資金の準備方法
生活防衛資金は一度に全額用意する必要はありません。
まずは、収入の中で先取貯金の額を決め、その半分を生活防衛資金として貯めてください。
生活防衛資金が貯まるまでは先取貯金の半分は生活防衛資金用として貯めてください。
残った貯金分を投資や、目的別の貯金として貯めましょう。
生活防衛資金は何かあった時にすぐに引き出せるよう普通預金などに預けておくことが大事です。
何かあった時にしか使わないお金なのでできるだけ金利のいい銀行に預けておきましょう。
生活防衛資金がないと投資が余裕をもってできず損切する確率が高くなるので、まずは優先して貯めてください。
先取貯金の仕方はこちら
先取貯金の力：お金を確実に貯める3つの実践方法を解説
生活防衛資金の活用法
生活防衛資金は、急な出費が必要になったときや収入が途絶えたときに活用します。
使っていいのは本当に不測の事態が起きたときだけです。
旅行に行きたいから、高いけれど欲しいものができたからといってむやみに使うものではありません。
もしものためのお金としてきっちりと分けて貯めてください。
生活防衛資金は、家計管理の中で非常に重要な役割を果たします。
将来への不安を減らし、安心した生活を送るために、ぜひ生活防衛資金の準備をしていきましょう。
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