昔から愛されている「ぐるんぱのようちえん」のあらすじ・感想

  • 「ぐるんぱのようちえん」ってどんな話?
  • 「ぐるんぱのようちえん」の対象年齢は?
YUZUKA
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50年以上愛されるベストセラー「ぐるんぱのようちえん」の絵本を紹介します。

「ぐるんぱのようちえん」とは

誰が書いたの?

・作:西内 ミナミ

・絵:堀内 誠一

・出版社:福音館書店

「ぐるんぱのようちえん」のあらすじ

ぐるんぱは、ずっとひとりぼっちで暮らしてきたぞうです。

ある日、働きに出て行きます。

ビスケット屋さん、お皿作り屋さん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場・・・。

ぐるんぱは、色々な仕事場で一生懸命働きますが、作るものが大きすぎて上手くいかずにしょんぼりします。

そんな時にぐるんぱは、子どもが沢山いるお母さんに会います。

ぐるんぱは、子どもたちの世話を頼まれ、子どもたちのために幼稚園を作ります。

ひとりぼっちで寂しかったぞうは、もう寂しくありません。

YUZUKA
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最後は、ぐるんぱが自分の居場所を見つける素敵なお話です。

対象年齢は?

出版社によると対象年齢は4歳からとなっていますが、3歳頃でも楽しんでいる子どもが多くいました。

幼稚園のイメージがわく3歳~6歳頃が一番楽しめる時期だと思います。

実際に子どもたちと読んでみての感想

私はこの本を保育士時代によく子どもたちに読み聞かせていました。

読み聞かせにもいいサイズで、表紙をめくると、ぐるんぱが書いたという『ぐるんぱのようちえん』という文字がでてきます。
「本当にぐるんぱが書いたのかな?」と驚きながらうれしそうな子どもたち。

繰り返しのフレーズが多いので保育園では、読むたびに子どもたちも一緒に

「しょんぼり、しょんぼり」、「もうけっこう!!」などと、リズムに合わせて言ってくれるのでとても楽しめた絵本でした。

普段読み聞かせが苦手な人にも文字が少なく、リズムがいいので読みやすいと思います。

家庭では、娘が幼稚園時代に気に入ってよく読んでいました。リズムに合わせて繰り返すよりは、私のリズムに耳を傾けて楽しんでいました。

息子は、子どもが沢山いるお母さんの洗濯物が気になるようで数を数えるのを楽しんだり、自分がぐるんぱの幼稚園に行ったら何をして遊びたいかを考えたりと娘とはまた違う楽しみ方をしていました。

聞き手によって楽しみ方が幾通りも楽しめるとっても可愛い絵本だと思います。

興味のある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。