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- おしりたんていは絵がカラーで読みやすい
- キャラが面白くて男の子にも女の子にも人気がある
- 迷路や絵探しが楽しめて、字が嫌いな子どもも楽しめる
読書が苦手な息子が気に入った「おしりたんてい」の魅力を紹介します。
「おしりたんてい」とは
誰が書いたの?
・さく・え:トロル
・出版社:ポプラ社
トロルは田中陽子(作担当)と深澤将秀(絵担当)によるコンビの作家です。
「おしりたんてい」のあらすじ
主人公おしりたんていが、助手である犬のブラウンとともにさまざまな難題を解決していきます。
毎回おしりたんていの探偵事務所に個性豊かなキャラクターたちが、事件の依頼を持ちこんできて・・・。
数々の難事件を「しつれい こかせていただきます」という決めゼリフとともに必殺技を繰り出し、助手のブラウンとともに
「ププッ」と解決していく、探偵物語です。
「おしりたんてい」の魅力とは
「おしりたんてい」は、読者が主人公と一緒に謎ときをしながら読める作品です。
おしりたんていが読者に問いかけてくる場面では、選択肢を選ぶことができ、子どもでも簡単に謎解きが楽しめます。
また「〇このおしりをさがせ」という文字があり、絵さがしや迷路などがでてきて、見どころ、遊びどころが沢山です。
ププッと本当におならをしながら犯人をやっつける場面が毎回面白くて、子どもは夢中になってしまいます。
助手のブラウンがいつもおならを一緒にくらってしまう場面は、大人も一緒にくすっとなります。
「おしりたんてい」を小学1年生の息子が読んで
娘が小学1年生の時に購入して読んでいました。娘は、字を読むのが好きなので、「おしりたんてい」の絵本よりも児童書を気に入って読んでいました。
娘も気に入ってシリーズで集めたので息子が小学生になったら読んで欲しいと思い大事にとってありました。
息子は、絵本も短めのものが好きで、自分ではほとんど読まず、「読んで。」と読み聞かせをねだります。
小学校に入ってからも自分で読むことは、あまりせずだったので興味を持ってほしいと思い、「おしりたんてい」を本棚の一番見えるところに置いておきました。
息子は興味を持ったようで、「読んで欲しい」と持ってきました。読み聞かせると1冊30分弱かかります。
何回か読み聞かせるうちに、一人で見ていることも増えました。
絵もカラーで見やすく、絵探しや迷路があるので字を読むことが苦手でも楽しめるようです。
本を読むきっかけになるといいなと思っています。
「おしりたんてい」読む順番のおすすめは?
児童書「おしりたんてい」は、1話ごとに事件が解決します。1冊に2話入っています。
どれから読んでも支障はないのですが、「おしりたんてい」のいる町での事件なので、過去に登場したキャラクターが本の中で沢山でてきます。
順番に読むほうが、キャラクターの性格や出会いがわかっているので、より楽しめます。
①おしりたんてい むらさきふじんのあんごうじけん(2015年8月)
②おしりたんてい やみよにきえるきょじん(2016年3月)
③おしりたんてい ふめつのせっとうだん(2016年8月)
④おしりたんてい かいとうVSたんてい(2017年3月)
⑤おしりたんてい いせきからのSOS(2017年8月)
⑥おしりたんてい あやうしたんていじむしょ(2018年3月)
⑦おしりたんてい みはらしそうのかいじけん(2018年8月)
⑧おしりたんてい かいとうとねらわれたはなよめ(2019年4月)
⑨おしりたんてい ラッキーキャットはだれのてに!(2019年8月)
⑩おしりたんてい おしりたんていの こい!?(2020年11月)
児童書ですが、映画版として発売されている作品に
「おしりたんてい カレーなるじけん」(2019年4月)があります。
この作品、は1話だけなので他の児童書よりページ数が少ないです。話は児童書と同じで面白いです。
児童書「おしりたんてい」も字が多いと感じたら
「おしりたんてい」は、同じように事件を解決できる絵本版「おしりたんてい」があります。
絵本版は、3~5歳向けなので字が苦手なお子さんは、こちらの絵本を読んでから、児童書「おしりたんてい」に進むといいかと思います。
絵本と児童書は話が違うので両方楽しめます。
字や児童書に興味がない1、2年生の子どもにおすすめの「おしりたんてい」をぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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