2人の視点から描かれて読みやすい「境遇」のあらすじ・感想

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  • ドラマ化された湊かなえの作品を読んでみたい
YUZUKA
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朝日放送の創立六十周年を記念して、ドラマのために書き下ろされた作品「境遇」を紹介します。

「境遇」とは

誰が書いたの?

  • 著:湊 かなえ
  • 出版社:双葉社

「境遇」のあらすじ

主人公は36歳のふたりの女性。
政治家の夫と幸せな家庭を築き、さらに絵本作家としても注目を浴びる主婦の陽子。
家族のいない天涯孤独な新聞記者の晴美。ふたりは親友同士であるが、共に生まれてすぐ親に捨てられた過去を持つ。
ある日、「世間に真実を公表しなければ、息子の命はない」という脅迫状と共に、陽子の5歳になる息子が誘拐された。
真実とは一体何なのか ……。
晴美と共に「真実」を求め奔走する陽子。すると、陽子の絵本のファンだという一人の女性の存在が浮上する。
犯人はその女性なのか、それとも……。
人 は生まれる環境を選べない。しかし、その後の人生は自分の意思で選び、自分の手で築いていくことができる。
犯人の示す「真実」が明らかになるとき、ふたりの歩んできた境遇 =人生の意味が改めて浮き彫りになっていく。

Amazon商品ページより引用

「境遇」を読んだ感想

湊かなえさんの作品で、ドラマのために書き下ろされた作品ということで、ページ数は少し少な目で軽く読めます。

二人の女性のそれぞれの視点からの描写で読みやすいです。

境遇が一緒だから親友になれたのか、境遇など関係なく親友になれたのか。

同じ境遇でも全く違う人生を歩んできた二人。

もっとドロドロとした感情もあったのではないかなと思いながらも主人公の綺麗な心に少し拍子抜けする部分もありました。

誘拐事件だけれど、そこまで切羽詰まった感じはなく、犯人を追っていく。

その中で自分たちの過去がわかっていく。

犯人候補も何人かでてきますが、読みながらなんとなく犯人はこの人かなと推測できてしまいます。

そこに至る過程も面白いのですが、いつも最後にあっと驚かされるイヤミスを何度も読んでいる身としては少し物足りなさのある作品でした。

最後にはこの小説に出てくる絵本が入っていてそれも面白かったです。

小学5年生の娘も私が読んだ後に絵本の部分を見つけて読み、中身が気になるようで、本作も読みだしていました。

後味は悪くない作品なので、イヤミスが少し苦手な方にはこの作品は楽しめるかなと思います。

気になる方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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