小学生の選ぶ児童書ベスト10:一年生におすすめの読書リスト詳細解説

YUZUKA
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小学生になって字も少し読めるようになってきたけれど絵本の次に読む本ってどんなのがあるのかな?

本屋に行って絵本コーナーではなんだかストーリーも短く読みたい本が中々ない・・・ということはないでしょうか。

子どもに児童書を読んでほしいけれど、沢山あって何を選んでいいかわからないですよね。

  • 1年生になって絵本だと物足りないけど何を読ませたらいいの?
  • 1年生が読みやすいおすすめの本って何?
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ここでは、小学生の読書好きな娘と厳選したおすすめ5冊を紹介します。

男女ともにたのしめる本を厳選しました。

現役小学生が選ぶので今の時代にあった読みやすいお話をおすすめします。

1年生の児童書で選ぶポイント

漢字がないこと、またはすべてにルビ(ふり仮名)がうっていること

一人で読むためには、読めない漢字があるとそこでつまずきます。

本に苦手意識がでることもあるので最初は親も中身を確認しましょう。

文字が大きいこと

1ページの文字が多いと、まだ平仮名を習いたての子どもはいやになってしまうことがあります。

挿絵が多いこと

文字だけでは、1冊を読み切ることはとてもハードルが高いです。

話に沿った挿絵がたくさん入っているものがおすすめです。

迷路や間違い探しなどがあると子どもも楽しめます。

おすすめ児童書ランキング

第10位 魔女ののろいアメ

作:草野 あきこ

絵:ひがしちから

出版社:PHP

あらすじ

日曜日、サキはお姉ちゃんが借りてきた本も一緒に図書館に返しに行くことになりました。お姉ちゃんは、遊びに出かけてしまったのです。

 図書館に行く途中、いつもはない「アメ屋」と書かれた屋台を見つけました。すると、屋台のおばあさんが、実は自分は魔女なんだと言いだしました。そして、魔女はとっておきの「のろいアメ」をサキに売ってくれると言うのです。のろいアメは、だれかさんの悪口を10個言いながらまぜてつくるアメ。それは、苦くてからくてすっぱくて、食べた人はひっくり返るくらいまずいアメになるそうです。サキは、魔女からのろいアメを買うことにしました。

 サキは、早速お姉ちゃんの悪口を言いながらのろいアメをまぜていきました。おねえちゃんの悪口は、20個でも30個でも言えそうです。「おねえちゃんは、いばりんぼう。それに、くいしんぼうでうそつき……」と、言っていると、だんだんアメが固くなってきました。ところが……。

PHP研究所より引用
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娘は、ちょっとこわかったけど面白かったといっていた作品。読んでいてその意味がわかりました。

読みやすくて面白い話です。

第9位 ルルとララのおかしやさんシリーズ

作・絵:あんびるやすこ

出版社:岩崎書店

あらすじ

かえでの森にかこまれたメープル通りに、
ちいさなおかしやさんがオープンしました。
店長さんは、まだ小学生のルルとララです。

森の動物たちから寄せられるおかしの注文は、味も形も好みもさまざまです。
ルルとララは、知恵をしぼって工夫をこらしたり、おとなりのパンやさんのシュガーおばさんの助けを借りながら、おいしいおかしを作り上げていきます。

お客さまの希望に寄り添いながらおかし作りをするうちに、ときにはお客さまの悩みごとを解決することも。
さてさて、今日は、どんなお客さまがくるのでしょうか?

岩崎書店より引用
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かわいいお話にお菓子作りのレシピも登場していてとても読みやすいです。

読み終わった後はレシピを見てお菓子作りをすることもできます。

親の世代で人気だったわかったさんやこまったさんのようなストーリーです。

第8位 かいけつゾロリシリーズ

作・絵:はら ゆたか

出版社:ポプラ社

あらすじ

いたずらの王者を目指すキツネのゾロリが弟子でふたごのイノシシ、イシシとノシシとくりひろげる、いたずらとぼうけんの物語です。どんなピンチでもあきらめず、とくいのひらめきと発明でのりきるゾロリは、子どもたちのヒーローです。一度本を開いたら、最後まで読まずにはいられない展開の早い物語で、本が苦手な子も「かいけつゾロリ」だけは読むといわれる、子どもたちに大人気のシリーズです。

絵本ナビより引用
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親のほうが親しみのあるかいけつゾロリシリーズ。文章の中にも絵や漫画が多く、字が苦手な子どもでも読みやすいこと間違いなしです。

第7位 おしりたんていシリーズ

作・絵:トロル

出版社:ポプラ社

あらすじ

どんな時も冷静沈着、趣味はティータイムと読書というIQ1104の頭脳を誇る名探偵、おしりたんてい。
彼のもとには、トラブルに巻き込まれた人たちからの依頼や怪盗からの挑戦状が次々に舞い込む…数々の難事件を「しつれい こかせていただきます」という決めゼリフとともに必殺技を繰り出し、助手のブラウンとともに「ププッ」と解決!

絵本ナビより引用
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絵本「おしりたんてい」で人気もあり、児童書でも間違い探しや迷路、、挿絵が多く読みやすいと思います。

絵本を知っている子どもならくいつくこと間違いなしです。

第6位 まじょ子シリーズ

作:藤 真知子

絵:ゆーち みえこ

出版社:ポプラ社

まじょ子は魔女の女の子。魔法はまだ上手ではないけれど、いたずらと冒険が大好き。魔法がいっぱいの明るく楽しいシリーズです。

ポプラ社より引用
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昔からあるまじょ子シリーズ。小学校の図書館によく置いています。

昔も今も魔女は人気です。

第5位 まほうのじどうはんばいき

作:やまだ ともこ

絵:いとう みき

出版社:金の星社 

あらすじ

読売童話コンテスト優秀賞受賞!
魔法のような自動販売機に出会った少年の成長ストーリー

こうへいが見つけた変わった自動販売機。ボタンを押すと、そのとき必要なものが何でも出てくる。しだいに販売機に頼っていくこうへいを心配したお母さんが、ボタンを押したことで、突然販売機が姿を消してしまった!

金の星社より引用
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自分の欲しいものがでてくる魅力的な自動販売機。次はどうなるんだろうと楽しみに見てしまいます。

文と同じくらい絵が多いので話の想像がしやすくおすすめです。

第4位 へんてこもりにいこうよ

作・絵:たかどの ほうこ

出版社:偕成社

ヘンテ・コスタさんがつくった〈へんてこもり〉に、はじめて出かけた、そらいろ幼稚園の仲よし4人組。
そこで出会ったのは、まるぼ!?

偕成社より引用
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私が読もうとすると、娘が次から次へとこの場面が面白かったとネタバレしてくる一冊でした。

ことばあそびが楽しく、記憶に残っていたのだと思います。幼稚園の子どもたちが主人公なので、

年長児さんから読み聞かせとして取り入れてみるのにもおすすめです。

第3位 はれときどきぶた

作・絵:矢玉 四郎

出版社:岩崎書店

あらすじ

あしたは「はれ、ときどきぶたがふるでしょう」。則安君が書いたでたらめの日記。ところが日記に書いたことが現実になった! 大人気のベストセラー童話。

岩崎書店より引用
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私が子どものころからある名作です。娘は1年生の頃にはまりましたが、少し字が多いので読書が好きな子に向いています。ただ、話が面白く引き込まれるので読みだすととまらなくなります。

第2位 ひみつのきもちぎんこう

作:ふじもと みさと

絵:田中 六大

出版社:金の星社

あらすじ

ジャリーン! ほら、きこえた?
人の きもちを あずかる ひみつの ぎんこうが あるんだって。

いじわるや自分勝手をすると黒コインがたまり、勇気を出したり努力すると、ピカピカの銀コインがたまるきもち銀行。黒コインが満杯になると「なんとかせい!」と、変な番頭さんがやってきます。ある日、ゆうたの所にも番頭さんから手紙が届きます。

第62回青少年読書感想文全国コンクール【小学校低学年の部 1・2年生 課題図書】

金の星社より引用
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読書感想文に選ばれるだけあって、考えさせられる内容でした。字も読みやすく、話も不思議な世界にひきこまれていくようでした。続きが気になり、一気に読めてしまいます。

第1位 しっぱいにかんぱい

作:宮川 ひろ

絵:小泉 るみ子

出版社:童心社

あらすじ

人に言えない失敗は、だれにでもあります。達也のおねえちゃんは、小学校のリレーで、失敗をしてしまいます。朝ごはんも食べられないくらいおちこむおねえちゃん。そんなとき、おじいちゃんから電話がかかってきて…。

2009年青少年読書感想文全国コンクール小学校低学年の部〈課題図書〉選定

童心社より引用
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おねえちゃんの失敗を励まそうと、みんなの失敗にかんぱいをしていく話です。

少し難しいかなと思いましたが、娘は真剣に読んでいて面白かったようです。弟達也の目線から語られている文章も感情移入しやすく読みやすいです。シリーズもあるのでおすすめです。

終わりに

おすすめの本を紹介してきましたが、本が好きな娘も最初から一人ですらすらと読んでいたわけではありません。少し長めの絵本の読み聞かせをしたり、おしりたんていなどの本も最初は親である私が読み聞かせていました。

子どもが好きな本を選ぶのはもちろん大切ですが、親子の会話やコミュニケーションのきっかけになるよう、一緒に読む親も楽しめそうな本を選ぶのが読書を楽しむきっかけを作るコツだと思います。

この5選は、娘だけでなく私も一緒に読んでお勧めできる作品ばかりです。

興味を持つ作品があれば一度手に取ってみてはいかがでしょうか。